与謝野晶子の詩を俵万智が訳したもの。 久々に音読(?)をした。
長ーーい感想を3ヶ月ほど前に書いていたのだけど誤って消してしまった。
引きこもって鬱の酷い時に読んだ。自分に重なって慰められた。 醜くてしかたない。 死が救い。 ダンサーインザダーク
祖父の寝床からパクり本。 ふんわりとした麻薬の知識や世界情勢、位置関係などが補強された。 ヘロインが大好きな地域の兵隊は強いけど、治療の時モルヒネが効かなくてひどく痛がるエピソードは笑えたな。 いくつか銃が出てきたので模写してみた。 あとやっ…
カフェのマスターに頂いた本。 子供に読ませたい小説。 小学生時代の友達関係における繊細で微妙な距離の取り方とか、いじめへの発展の仕方がよく描かれてた。 物語としても爽快で、魅力的な登場人物も多く、映画みたい。 私の性格で学校内の派閥とか浮いた…
著者の手記を四季別に羅列した本。 田舎暮らしの老人の様子を垣間見ることができる。 彼の気高さは美しいが、執着や弁解にも聞こえてしまい物悲しくもある。 じいさんになっても人は仏なんかにならないし小さい、愛おしい。 少し自分の祖父を思い出した。
ライトノベル、メタ
超短編アンソロジー にて、気になった川上弘美の一冊。 恋愛小説は苦手なのだけど。 丁寧に穏やかに進んでいく老齢の恋がフワフワと優しく綺麗に描かれていた。 穏やかな恋。
ヘッセ2冊目 大衆に感じる漠然とした息苦しさを癒してくれ、自分自身に立ち向かって行く勇気をもらえる一冊だった。 主人公の葛藤は自分と重なり、一緒に恥ずかしくなったり、自暴自棄になったり、救われたり。 エヴァ夫人の女であり母である神秘を潜ませた…
まじ卍〜 おもしろく読んでいたが、最後の展開 えええ〜 たまらなかった 好き 昔も今も人はあんまり変わってなくて、それを物語に抽出するか言葉にしてしまうか 現代は少し生きづらいのかもしれない
どうしようもない4人のはなし ねじ曲がってるのがみんなとっても人っぽくていい 自分が知らないうちに薬盛られ続けてそのまま殺されちゃうの話として美しい 知らずのうちに狂わされちゃうのいい 最近世間とのズレが強くて 良しとしつつすごく嫌になることば…
王道ミステリ、文句のつけようなし 死刑執行が近付く焦りが真に迫って湧いてくる、非現実的な女の幻を追い求めていくのが空気を掴むようでもどかしかった。
四人の女たちの話 はじめは主人公である わたし が語っていくスタイル。 主観的に物語を見ていくので読み手である私もそのままストーリーを追っていたのだが、途中で他の人物の手記がそのまま載せられることにより、この語り手の信憑性が薄れていく。 結果と…
再読。 こんな物語だったけ。 読んでからちょっと経ったからちょっとあいまい。 私はこれを幸せな物語のように思う。 愚かな人間もそれで生きていいのだ。認めて生きていいのだ、と。 勇気付けられた。 あとに何が残るかはさておき 最近こういう破滅していく…
筒井康隆ばっかだね、読みやすくておもしろくて。 作者初のライトノベル、 帯には "もう一人の「時をかける少女」の物語" の文字。 青春群像劇でも始まるのかな? 背表紙の解説も読まずに、開いて目次にびっくり。 哀しみのスペルマ、喜びのスペルマ、怒りの…
イラストに惹かれて買った。アイディアが良くて、話の筋はおもしろかった。
最近の子守本(?)です。寝る前に他愛のないはなしをしよう。
ある女の子が誘拐監禁されることから始まる物語。3部構成で二転三転と飽きずにおもしろかった。物語として非常に完成度が高かった。新たなフェチ バイオレンスな美女 を発見!https://m.youtube.com/watch?v=3LVAmMxICoA
読後感のさわやかな、それでいて綺麗すぎる小説だった。 とても美しい少年が幼少期に男性器を切られ、その後の一生を追う話。 知性のある我々にとって性とは汚いものである。当たり前のように、主人公の人生は純粋で神聖であった。 性からの解放 プラトニッ…
夫が盗みを働いてしまった妻の話。確かに盗みは世間的には悪いことなのだけど、妻にとってそれは解放してくれた出来事なんじゃないだろうか。最後の妻の言葉、私たちは生きていさえすればいいのよそのとおり!
さいきん青空文庫で字を読むことを覚えた。小さい頃に無人島へ流れ着いてしまった兄弟が書いた手紙3通。成長すると人間っぽさに勝てない。この小説の最後にもってこられた手紙がなんともいえない余韻を残す。時、成長の残酷さ。
坂口安吾内容にしては男女のことについてが多いのが意外だった。下書きここで止まってるよ!もう覚えてないよ!最近映画もあることを知ったので見てみたい。
もう結末も流れもよめすぎて、、 わかってる、やめて、もうわかってるよ、って 最後まで裏切ってはくれなかった 傾国の美女 ただ美しいだけではなく 初めはわざとハマっていって遊んであげてるつもりが わかってるのに抜け出せなくて、屈服 現実にもよくある…
ああ、ああ、筒井康隆ありがとう… 最後の怒涛の描写、小説の中の夢と現実はおろか私の中の現実と夢も交差してうつらうつら(寝不足) これぞ筒井康隆で脳内がぐちゃぐちゃ ただただパプリカが魅力的に書かれていて良い娯楽小説だった 興奮冷めやらぬうちに借り…
読みが早すぎて感想がついてけな〜いああファンタジー最高なり〜〜
守り人シリーズ的なのを期待して読んだ。が、上巻はとても救いようがなく割と暗めな話なのかなあという印象。しかし下巻は王道ファンタジー的でおもしろかった。これが元はラノベだったというから驚き物語の序章のような感じなので続きがきになる 久々の新し…
小説だよ〜ハラショォー映画とは違ってよかった 映画の冴えた感じもありつつ、語り手(アレックス)が綴ってくれるのがいい訳でも映える文章がすごい第7章はアレックスが直ってからの話。映画では底抜けにハッピーな感じで終わってた(確か)けどまた違う。7章、…
リスト ル マル デュ ペイ 主題 巡礼の年、第一年(プルミエール アネ)、スイス エリ(クロ)との会話が物語の核心のよう。 過去との対峙 そしてこれから ユズ(シロ)の死と仲良しの5人 それから灰田とその父灰田青年と緑川 6本の指 村上春樹の中でもかなり好き…
氷菓の後に書いたものらしい。氷菓っぽさのある える こと マーヤユーゴスラヴィア人氷菓のように日常の謎を、最後には帰ってしまったマーヤの故郷を解く物語一応、死 によりオチはつくもののゆったりとしたミステリー。最終話はさておき刺激を求めてしまう…
グロいのからさっぱりしたものまで色々な著者をひとまとめにした感じ走る取的はしょっぱなから印象的だった相撲取りの話 タイムリーやっぱり長編小説が読みたいよう〜