2018-05-16 デミアン <本> ヘッセ2冊目 大衆に感じる漠然とした息苦しさを癒してくれ、自分自身に立ち向かって行く勇気をもらえる一冊だった。 主人公の葛藤は自分と重なり、一緒に恥ずかしくなったり、自暴自棄になったり、救われたり。 エヴァ夫人の女であり母である神秘を潜ませた佇まいが印象的で、憧れる。 世界が彼女の終盤の言葉通りであることを信じる力をもらえた。 ヘッセ、かなり好きかも。次は車輪の下かな。