私的賛歌

私賛

備忘録、私記

デミアン

ヘッセ2冊目

 

大衆に感じる漠然とした息苦しさを癒してくれ、自分自身に立ち向かって行く勇気をもらえる一冊だった。

 

主人公の葛藤は自分と重なり、一緒に恥ずかしくなったり、自暴自棄になったり、救われたり。

エヴァ夫人の女であり母である神秘を潜ませた佇まいが印象的で、憧れる。

世界が彼女の終盤の言葉通りであることを信じる力をもらえた。

 

ヘッセ、かなり好きかも。次は車輪の下かな。