私的賛歌

私賛

備忘録、私記

色彩をもたない多崎つくると

リスト ル マル デュ ペイ 主題 巡礼の年、第一年(プルミエール アネ)、スイス
 
エリ(クロ)との会話が物語の核心のよう。
過去との対峙 そしてこれから
ユズ(シロ)の死と仲良しの5人
それから灰田とその父灰田青年と緑川
6本の指
 
村上春樹の中でもかなり好きな方だった。それは今の自分に合った本だったからのようにも思うが。
過去は色褪せてはくれなくてただ忘れるよう気付かないよう努めているだけなのか。最近、少しきっかけがあり、強い思いや考えが浮かんでどうしようもなくなる。もう3ヶ月はたつ。
仲の良い友達からプツンと追放されてしまうのは辛いだろうなあ。
つくるが過去を巡っていく過程がとても良かった。過去はどうにもならないけど真実を知っているのと知らないのとでは随分違いがある。昔関わった人の今
それを知ることでこれから先が変わっていく。のかな? 変わるなら私も巡りたい。本当にタイムリーな小説だった。
 
 
そしてもう5時。バイトは7時集合。あああ。