私的賛歌
夫が盗みを働いてしまった妻の話。確かに盗みは世間的には悪いことなのだけど、妻にとってそれは解放してくれた出来事なんじゃないだろうか。最後の妻の言葉、私たちは生きていさえすればいいのよそのとおり!
さいきん青空文庫で字を読むことを覚えた。小さい頃に無人島へ流れ着いてしまった兄弟が書いた手紙3通。成長すると人間っぽさに勝てない。この小説の最後にもってこられた手紙がなんともいえない余韻を残す。時、成長の残酷さ。
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